2017.07.29
屋上防水 漏水調査
漏水の調査によく行かせて頂くのですが、
たまに他の防水業者さんが過去に調査、補修を行い、
それでも漏水が止まらないとの事で依頼される事があります。
そんな時は逆に燃えるのですが、
先日も民間の予備校様の屋上から、階下の食堂へ漏水しているとのご相談でした。
様々な箇所を調査させて頂き、
一番怪しい所が、防水層自体ではなく、
この鉄骨の隙間が怪しい所でした。
雨が降ると鉄骨の裏がスッポンポンの為、
鉄骨造の建物なので、内部の鉄骨を雨水が伝っていき、
食堂に漏水していると考えました。
問題の箇所にシーリングを行い、
合わせて全面にウレタン塗膜防水メッシュ補強工法で防水を行いました。
昨日、お伺いして状況をお尋ねした所、
梅雨を過ぎた現在でも漏水は発生していないとのでした。
とてもホッとしました。
漏水の発生は、「防水が悪い」と一般的に思われがちですが、
半分の確率で防水面以外の壁や、その他の箇所からの漏水原因が多く見られます。
漏水保証10年、という屋上防水がほとんど当たり前ですが、
保証期間内に漏水が発生しても、対応が遅かったり、
防水以外の原因だと言われたりと、保証があってもアフターサポートが
非常に良くないというのは、工事業界でも良く聞く話です。
私たちは、工事完了が終わりではなく、お客様との信頼のスタートだと考えております。
福岡県の漏水調査はお気軽にお問合せ下さい。